前半に悪いながらも現状打破へと飛ばすも、
最後に人数をかけたところを仕留められ、心理的ダメージの大きな敗戦。
しかし、試合展開はデジャブ感が強く、
「またこんな試合か」という気が多分にし、諦観のレベルです。


相手がビジャレアル、アセンホの再三のパラドンがあったとはいえ、
「ホームでベンゼマ以外ベストメンバーで無得点」という事実が厳然たるものとして残りそう。


そろそろ変化が必要。


・カルバハル
マドリーの不甲斐ない状況を変えようと意気込み、まるで優勝がかかった試合かのように走りまくり、サイドが一人しかいないジダンの布陣が機能しているかのような気にさせてくれるほどでした。


・クロース
奮闘。中盤であえて挙げるならばこの人でしょうか。
マルセロが上がれない分も左サイドの敵陣深くのスペースに知的なランニングを繰り返し、
プレーで気持ちを示しました。


・クリスティアーノ
これまでと違いこの日はそれなりにチャンスがあり、
クリスティアーノに求めるレベルと期待値を考えれば仕留めてほしかったというのが正直なところ。