スパーズが想像以上に構えて来たこともあり、
マドリーは復帰したとはいえ、怪我から戻ってきた選手、特にマルセロの調子が響き、崩しきれないというゲーム内容だったと思います。
本来なら現行の布陣は、マルセロとカルバハルの強力なラテラルの力をもとにサイドアタックを組み立てており、今日はそれがなくミッドフィールドからだけになった、ということなのではないでしょうか。
・カゼミロ
今日のMVP。潰すだけでなく、素早い展開で攻撃の起点にもなりました。
良いフォームがキープできています。
・モドリッチ
彼もまたカゼミロと同様、週末を休んだ2選手のひとり。
やはり体力マックスのモドリッチの行動半径と影響力は尋常ではありません。
ジダンはこの戦略をCLでは続けるでしょう。
・クロース
良かったです。前半パスは40/40で100%。
勤続疲労がありながら、パフォーマンスを維持できてるのは評価されるべきポイントだと感じます。
・アクラフ
今日の試合は、この18歳の若者に触れないわけにはいきません。
今日の経験で、「ある程度ビッグマッチでもアテに出来る」レベルまで周囲の目線が変わったと思います。
もちろんカルバハルのような攻撃はまだ期待できませんが、それは期待し過ぎというもの。
堂々たるプレーだけで、彼は絶賛されてしかるべきです。
・ベンゼマ
1つの決定的アシストか、2度の決定機ミスかで評価が別れると思いますが、
それはつまり普段のベンゼマが帰ってきたということ。
もっとシャープネスは上がると思います。
・マルセロ
彼の状態が良ければ勝てたと思います。
守備もやや怪しく、もう少し時間がかかりそう。
ただ、ヘタフェ戦よりは上がっていましたよ。
・ケイラー
久々に動物的反射神経にモノを言わせたセーブが見れました。
長年カシージャスがより基本に忠実+反射神経のタイプだったので、
どうしてもマドリディスタには技術の粗が目立ちますが、
今日みたいな試合を続けていれば変わるのでは。
・イスコ
個人的には特別悪かったとも思いません。
よく動いてボールを引き出した点は評価されてしかるべきだと思います。
・ヴァラン
不安定なシーンが多かったです。
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