試合を通した影響度。

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おめざめですか?


ポルトガルは、点を取った後のゲームプランが良かったですね。
前半は得点を取ってから主導権を持って攻めましたが、勝ちたいのならばこれでは点は入らないと思っていました。

後半入ってすぐ、ポルトガルは勝ちたい気持ちを抑え、待ちました。
負けられないオランダが出てくるのを待ちました。
ただ、それが良かったと、私は思っています。
このあたりも参照。


クリスティアーノは、ようやく点をとれてよかったですね。
とある方とも話したんですが、クリスティアーノの才能をフルに活かす、なら、センターフォワードはウーゴ・アルメイダで、右からのナニのクロスに潰れてくれたほうがいいと思います。が、

ただ、ポスティガには2戦目のようなストライカーらしい動きでの動きが期待できるのと、EURO2004でのイングランド戦でのPK戦でチップキックを見せたように、大舞台での度胸が座ってるところがあって、そこはプラスかなぁと思います。

クリスティアーノにすべてを託すような戦い方にしないのは、彼にばかり負担をかけたくない、という面と、完全に彼に依存するほどは…という、表裏一体な2つの思いがあるように思います。


オランダは…どこから話そうw


今まで書かなかったことを書くと、オランダは、面白くはないけど、3連敗するほどは弱くなかったと思います。
ここは素直に、他の3カ国を褒めるべきだと思います。

オランダは、なんというか戦い方としては、石橋を叩きすぎて壊しているという感じでした。
リスクをかけないことが、逆にリスクをかけているような。

EURO2008で見せた攻撃的なサッカーは、ファン・マルバイクの元でより堅実なものへと変化しました。
つまらなくなった、といってもいいかもしれません。

が、リスクをかけるのをやめるあまり、かけなければいけないところでのリスクをかけ方を忘れてしまっていたような。

ダブルボランチがあれくれ者2人となり、攻撃は縦に早くなりました、が。
それは、チームから流動性を奪ったように思います。

今のオランダ、追い越す動きが全くないんです。2列目がトップを追い越す動きも、3列目が2列目を追い越す動きも、サイドバックがサイドハーフを追い越す動きも。

4-2-3-1のフォーメーションは、実はポジションそのままでやると、前4人の間の距離感がかなり遠いシステムです。

そこはポゼッションをキープしながら、ポジションを変えたり、先程述べたりした追い越す動きを使って崩すやり方がひとつ。これは主導権を握りながらやるチーム向きですよね。

もうひとつは、攻守を分業して、後ろの6人で守って、前の4人でカウンターを狙うのもあります。
CLを制した時のインテルや今期終盤のマドリーで用いられたように、ジョゼさんが好きなやり方です。

今回のオランダは、どちらかと言えば後者に近かったと思います、が。
個人能力自体はあの当時のインテルの前4人よりもしかしたら上だったかもしれませんが、ロッベンが右から崩す、というパターン以外は、全くといっていいほど共通理解がなかったように思います。
それだけでもなんとかなってたんでしょうね、今までは多分。

あとは、過去2戦は先制点を取られたのも痛かったですね。
オランダはリードさえすれば、前に出てくる相手をついてカウンターで2-0、3-0とテンポよくいけそうなんですが。
その意味でこの試合は、はじめて先制出来たので、理想のプランがうまくいける可能性もあったのですが、リードを守れませんでした。
この時点で、オランダの命運は、尽きていたのかも。